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ネコフリークス大学Neko Freaks University
講座020第3回 / 全5回

しっぽ・耳・姿勢、近づいていいかは組み合わせで見る

猫のしっぽ上げは友好的な接近の手がかりになりますが、耳や姿勢を見ずに決めるのは危険です。いらだちや恐怖のサイン、近づく前に見る流れも合わせて整理し、触れ方を考えます。

いち教授
いち教授
講座020

導入会話

マロン学長「しっぽを上げて近づくと、なんとなくごきげんに見えるよね。でもそれだけで近づいていいのかな?」

いち教授「しっぽ上げは友好的な接近の手がかりになることがあるよ。ただ、耳や体の硬さも一緒に見たいね。」

マロン学長「しっぽだけで決めないって、第1回の話にもつながるね。」

いち教授「そうだね。今回は見えるサインを、組み合わせで読んでいこう。」

📌 この回でわかること

  • しっぽ上げをどう受け止めるか
  • 激しいしっぽ振りや毛の逆立ちの注意点
  • 近づく前に見る体のサイン

しっぽ上げは、前向きな接近の手がかりになる

レビューでは、猫のしっぽが体の言葉の重要な要素として紹介されています。垂直に上げたしっぽは、猫の友好的な社会的やりとりで見られるサインとして扱われています。

ただし、しっぽ上げだけで「そのまま触っていい」とは言えません。耳が立っているか、体がやわらかいか、近づく速さはどうか、途中で止まらないかを合わせて見ます。

マロン学長「しっぽ上げはうれしい合図かもしれないけど、触る許可証ではないんだね。」

いち教授「その言い方はわかりやすいね。近づいてきた後の反応も見ながら応じよう。」

激しいしっぽの動きは、距離のサインかもしれない

猫がしっぽを素早く打つ、激しく振る、体に力が入る。こうした動きは、覚醒やいらだちと関係することがあります。遊びの最中でも、刺激が強くなりすぎている場合があります。

毛を逆立てたしっぽは、恐怖や攻撃の文脈で見られることがあります。しっぽを体の下に入れる姿勢は、恐怖や服従に関係すると整理されています。

マロン学長「しっぽが動いているから楽しい、とは限らないんだね。」

いち教授「そうだよ。動きの速さ、体の硬さ、耳の向き、逃げ道の有無も見るといいね。」

近づく前に、全体の空気を見る

猫に近づく前は、顔だけ、しっぽだけではなく、体全体を見ます。耳が横や後ろへ流れていないか、目が見開いていないか、体が低くなっていないか、逃げ場があるかを確認します。

猫が自分から近づいてきても、途中で止まったり、体をそらしたり、しっぽを強く振ったりするなら、そこで距離を保ちます。猫のサインは、接近中にも変わります。

マロン学長「近づくかどうかは、一瞬の表情じゃなくて、流れで見るんだね。」

いち教授「うん。猫のサインは動いているから、こちらもゆっくり応じるのが安全だよ。」

✅ 今日からできること

  • しっぽ上げを見たら、耳・体の硬さ・近づき方も確認する
  • 激しいしっぽ振りや毛の逆立ちがあれば、距離を取る

まとめ会話

マロン学長「しっぽは大事だけど、耳や姿勢とセットで読むんだね。」

いち教授「そうだね。近づいていいかは、ひとつのサインではなく全体の流れで見よう。」

マロン学長「次は、においの会話だね。見えないサインって面白そう。」

いち教授「うん。頬すりやこすりつけを、においの情報として見ていこう。」


次回予告

第4回は、頬すりやこすりつけが持つ、見えないにおいのコミュニケーションを扱います。

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