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ネコフリークス大学Neko Freaks University
講座017第1回 / 全5回

猫は夜行性って本当?活動リズムを見直そう

猫は夜行性と決めつけてよいのかを、室内猫14匹の24時間追跡研究から考えます。朝夕に活動が高まりやすい二峰性と、個体差を踏まえて愛猫の一日を見る入口を整理します。

いち教授
いち教授
講座017

導入会話

マロン学長「夜になると急に元気になる猫を見ると、やっぱり猫って夜行性なのかなって思うよね。」

いち教授「その見方はよくあるね。ただ、研究で細かく見ると、夜だけで説明するのは少し足りないんだ。」

マロン学長「夜だけじゃないの?じゃあ、朝に起こしにくるのも同じ話なのかな。」

いち教授「今日はそこを整理しよう。猫の一日は、朝と夕方に山が出ることがあるんだよ。」

📌 この回でわかること

  • 猫を夜行性だけで説明しきれない理由
  • 朝夕に活動が高まりやすい二峰性という見方
  • 猫の活動リズムを見るときに個体差が大切なこと

「夜行性」の一言では足りない

猫は夜に目がききやすく、暗い時間に動くイメージも強い動物です。けれど、家庭で一緒に暮らす猫の行動は、夜だけにきれいに集まるわけではありません。

今回の研究では、室内で暮らす14匹の猫を、1週間、24時間続けて追跡しました。活動量は位置を細かく記録するタグで、食事は専用フィーダーで記録しています。

その結果、14匹すべてで活動に24時間周期のリズムが見られました。多くの猫では、朝と夕方に活動が高まりやすい形も見られています。

マロン学長「夜にだけスイッチが入るんじゃなくて、朝と夕方にも山があるんだね。」

いち教授「そうだよ。研究では二峰性、1日の中に大きな山が2つある形として整理されているんだ。」

朝夕に山が出る「二峰性」

この研究で活動が高まりやすかったのは、朝5〜6時、9〜11時、夕方16〜18時でした。反対に、深夜1〜3時と昼12〜15時は活動が低くなりやすい時間でした。

研究者たちは、猫を「夜行性」か「昼行性」かで分けるより、朝と夕方に山が出る二峰性として見るほうが合うと述べています。

ただし、これは「どの猫も毎日同じ時間に動く」という意味ではありません。移動距離にも大きな個体差があり、同じ室内猫でも動き方はかなり違いました。

家庭では「その子のいつも」を見る

家庭で大事なのは、研究の時間帯をそのまま当てはめることではありません。愛猫がいつ元気になりやすいか、いつ休みやすいかを、数日単位で見てみることです。

たとえば、朝に動きやすい子もいれば、夕方の家族の帰宅後に急に遊びたがる子もいます。昼間によく寝ていても、それがいつものパターンなら、ただ休んでいる時間かもしれません。

一方で、急に活動量が落ちた、食事量が変わった、夜間の鳴きや徘徊が増えた場合は、体調の変化も考えます。リズムだけで片づけず、必要なら獣医師に相談してください。

マロン学長「夜行性ってラベルを貼るより、どの時間に山があるかを見るんだね。」

いち教授「その通りだよ。猫の一日を線で見ると、困りごとの見え方も少し変わるんだ。」

✅ 今日からできること

  • 愛猫が元気になりやすい時間と休みやすい時間を、3日ほどメモする
  • 急な活動低下や食事量の変化があれば、リズムだけで判断しない

まとめ会話

マロン学長「猫は夜行性って思い込んでたけど、朝夕の山を見るほうが自然なんだね。」

いち教授「そうだね。もちろん個体差はあるけれど、二峰性という見方はいい手がかりになるよ。」

マロン学長「まずは、その子の一日の流れを見てみたいな。」

いち教授「それが第一歩だね。次回は、朝夕に活動が高まりやすい理由をもう少し見ていこう。」


次回予告

第2回は、猫が朝夕に元気になりやすい理由を、光・食事・人の生活リズムから考えます。

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医療情報の取り扱い

本サイトの記事は、学術論文をAI技術を用いて要約・翻訳したものであり、獣医師による診断・治療に代わるものではありません。愛猫の健康状態に不安がある場合は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。