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ネコフリークス大学Neko Freaks University
講座054第4回 / 全5回

猫と遊ぶ時間がない。Oの壁を環境から変える

COM-BのOは、時間や道具など遊びを始められる機会です。仕事で時間がないという22.7%の回答を手がかりに、長い空き時間を待たず、安全な道具と短い開始点を準備する方法を考えます。

いち教授
いち教授
講座054

導入会話

マロン学長「遊ぶ気持ちも知識もあるけれど、猫じゃらしを探している間に別の用事が始まっちゃう。」

いち教授「それはO、Opportunityの壁だね。行動できる時間や道具が、始めやすい形でそろっているかを見るよ。」

マロン学長「空き時間ができるのを待つ以外にも方法がありそう。」

この回でわかること

  • Oが時間・道具・環境を含むこと
  • 仕事や用事が遊びの機会を減らす見方
  • 猫じゃらしを出しやすく安全に保管する考え方

時間がないを小さく分ける

機会に関する壁では、仕事で時間がないが22.7%、趣味や家族の用事など仕事以外で時間がないが10.4%でした。研究は、忙しい人へ長い遊び時間を強制すれば解決すると示したわけではありません。

「時間がない」には、まとまった時間がない、始める時刻が決まらない、道具の準備に手間がかかる、猫が起きている時間と合わない、などが混ざります。今週は一つだけ選びます。

マロン学長「夕方の長い時間を探すより、猫が起きた時に始めやすくする手もあるね。」

出しやすさと片づけやすさ

猫じゃらしを出しっぱなしにすれば早く始められますが、ひもや部品を猫だけで触れる状態にはできません。人が取り出しやすく、猫には届かない場所を一か所決めます。遊びを終えたら、同じ場所へ戻します。

道具が壊れていないか、ひもがほつれていないかも開始前に見ます。安全確認を増やしすぎて始められなくならないよう、収納場所で一度見るだけの短い手順にします。

研究の質問票では、猫へ向けて動かし体へ接触させる方法を不適切と採点しました。道具を押しつけず、猫から離れる方向や物陰へ動かし、猫が追うかを選べるようにします。

一つの日課へつなぐ

新しい予定を増やすより、すでに毎日行うことの前後へつなぐと、開始点を作りやすくなります。帰宅後、夕食の片づけ後、就寝準備前など、猫が活動していることが多い時間を一つ候補にします。

ただし、時刻が来たら猫を起こすルールにはしません。猫が眠っている、食べている、隠れているなら見送ります。別の時間へ移しても、その日は終えてもかまいません。研究の5〜10分は目標設定で、全猫へ守らせる時間ではありません。

今日からできること

  • 猫じゃらしの安全な定位置を一か所決める
  • 既存の日課を一つ選び、その前後に猫の参加を確かめる

まとめ会話

マロン学長「Oの壁は、時間の長さだけでなく、道具を出して戻せる場所や、始める合図も関わるんだね。」

いち教授「環境を先に整えれば、気合いに頼る部分を少なくできるよ。猫が休んでいたら見送る選択も残そう。」

マロン学長「安全な定位置と、日課につなぐ候補を一つ決めてみるよ。」

次回予告

Mの動機へ進み、習慣にできない、猫が別の遊びを好むという壁を一つずつ試します。

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